Cogent DataHub 参考情報：EnOcean プラグインの開発事例

１．DataHub プラグイン とは？

DataHub プラグインプラグインは、DataHub の機能を拡張する追加モジュールです。弊社では、EnOcean バッテリレス無線センサーのデータを容易に取り込んで利用し、またWebViewで表示させるために、EnOcean プロトコル用のDataHub プラグンを試験的に開発して評価を行っています。

このプラグインにより、世界で280社が販売している1,000種類以上のEnOcean低消費電力無線センサーや機器をDataHubと接続することが可能になります。EnOcean機器にとっては、DataHubとの接続によりWebViewの自由で簡単なGUIが利用出来るだけではなく、容易にデータ蓄積・交換やクラウドへの接続ができるようになります。

• EnOcean Plugin Configration メニュー

  EnOcean 無線センサーデータを取り込むための設定を行うメニューの表示例です。

  DataHubでは複数センサーからの値を同時に取り込んで、同一画面にグラフやアニメーションで表示させることが可能です。取り扱うセンサーノードの数に制限はありませんが、以下の設定画面は EnOcean EDK300C / EDK310C / PTM200Cスイッチ等を組み合わせた事例です。

  このメニューではバッテリレス温度センサーとPOTIの値、バッテリレススイッチのデータに対して、DataHub Point名とEnOcean ユニークIDを関連付けを設定します。

  

• WebView 画面

  EnOcean Pluginにより取り込んだ無線センサーデータを、DataHub WebView を使用してブラウザの画面に表示するデモ画面の例です。EnOcean が提供するDolphinView のトレンドグラフでは、一画面で一つのEnOceanノードのデータしか表示することができませんが、WebViewで画面を作成することにより、自由な表示が可能になります。

  

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