FedoraCore2等でのDISKジオメトリ問題の修復(危険!)

1.はじめに

FedoraCore2インストール直後に、FedoraCore2自身やWindowsパーティションがブートしなくなった場合の修復方法です。

もっと技術的に裏付けされた、より正しい方法があるはずですが、取り合えず動作させるためのメモです。

2.sfdiskの出力確認

以下のコマンドを実行して、出力を保管しておきます。特に、警告が出ている場合にはその部分をカットして次項のsfdiskへの入力とします。

# sfdisk -d /dev/hda

# sfdisk -d /dev/hda > sfdisk-output

3.ジオメトリの変更操作(危険!)

前項で警告が出ていなかった場合は、以下のコマンドを実行します。

# sfdisk -d /dev/hda | sfdisk --force --no-reread -H255 /dev/hda

前項で警告が出ていた場合は、sfdisk -d /dev/hdaの出力を編集して警告をカットして、以下のコマンドを実行します。

# sfdisk --force --no-reread -H255 /dev/hda < editted-sfdisk-output

4.ポイント

DISKのジオメトリを直接操作するので、大変危険です。操作に失敗すると最悪の場合はDISKの内容が読めなくなります。FedoraCoreインストール後は、Partition Magic等のDISKユーティリティーが使えなくなるだけでなく、既存のWindowsパーティションを維持する事も危険と思っておいた方がいいでしょう。

万が一このジオメトリの変更でDISKがおかしくなってしまった時には、MBRを初期化して復旧します。

Last editted on 10/25/2004
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