SuperIO CHIP's Serial High Speed mode Support for Windows 2000 / Windows XP V2.93beta 2/20/2003 ○パッケージ名:SHSWXP293b.ZIP ○初めに 今泉さんが作成した、SMSチップ用の高速シリアルツールを、Windows2000 に移植してみました。本ソフトは一応動作確認を行っていますが、運用した 結果については、保証いたしませんので各自の責任で利用をお願いします。 特に、システムファイルを書き換えますのでご注意ください。  V2.9xでは、VIA, ALi, SMSC, Winbond,の新Chipへ対応しました。 しかし、対応させた多くのChipが未テストですので協力をお願いします。 同梱のBaud Rate設定ツールのSHSModeは、毎回バージョンが違います。 このツールの歴史を知っていただくため、今泉さん作成のNT4.0版 ドキュメント「SHSNT4J.TXT」を同梱しています。 ○★重要★ Winbond, ALiユーザの方への注意  Windows2000版では、Low Speed Modeはサポートされず、内部では常時 8倍のHigh Speedで動作します。WinbondとALiではシリアル・マウスや低速 のシリアル・デバイスは動作しませんので、インストール前に必ず利用し てない事を確認して下さい。 ○★重要★ドライバの置き換え  ここに含まれているパッチは、\WINNT\ 以下にあるシステムファイルの SERIAL.SYSにパッチをあてて置き換えます。Windows2000の制限でシステム ファイルの置き換えは制限されていますので、必ず以下の環境でパッチ 作業を行ってください。OSの開発元が制限をしているのにもかかわらず システムファイルを無理に書き換えますので、以下の説明で何を行って いるのかを理解できない方は、利用をご遠慮下さい。  また、セーフモード以外の、通常の立ち上がっている状態でで何らかの ファイル操作を行いますと、必ずWindows OS本来の SERIAL.SYS に戻され てしまいますので、注意が必要です。  a. ダウンロードしたファイルを一時ディレクトリにあらかじめ展開  しておきます。  b. コマンドプロンプトで SFC /CANCEL を実行して、システムファイル  チェッカのブート時チェックをはずし、Windows2K/XPをセーフモードで  立ち上げます。セーフモードの意味がわからない方はあきらめましょう。 c. 展開したディレクトリにあるinstshs.batをダブルクリックして結果を 確認します。Successful.と表示されればOKです。*ERROR*だった場合、付 録の手動インストールを試してください。  参考)システムファイルの書き換え禁止「System File Protection」に  関する説明は、以下のサイトをご覧ください。 http://www.asia.microsoft.com/japan/developer/windows2000/technologies/ac-win2kcompat/ac-sfp.asp ○WindowsXPと海外版への対応  ドライバのインストール先のディレクトリ名が違うだけで、動作します。  環境に合わせて、インストール手順を変更して下さい。 ○使い方  普通の使い方では、上記手順に従ってインストールするだけでHigh Speed 対応になります。Windows98版と異なって、Low Speed Modeはサポートされ ません。EnableになっているすべてのポートをHigh Speed Mode にしますの で、WinbondとALiでは、シリアル・マウスや低速のシリアル・デバイスは 動作しません。  SHSMode は、ポートのステータスを確認したり、High Speed を設定でき ないアプリケーションを利用する場合に使用します。利用方法に関して Winbond, ALi用に x8(8倍)モードと、921600 baud 固定モードを追加して いるほかは、NT4.0版のドキュメント(SHSNT4J1.TXT)を参照してください。 レポートには、SHSMode の出力を掲載してください。 ○History 02/20/2003 Added VIA, ALi, SMSC, Winbond new Chip Support (V2.93beta) 03/19/2000 Added Winbond, NS, ALi Support (V2.0 / V2.1) 03/07/2000 Ported for Windows 2000 Japanese Version (V1.0) ○著作権/配布 ReportWareとします。 実行してうまく動作するようでしたらば、SHSMode の出力を 以下の掲示板にレポートお願いします。  http://www.devdrv.co.jp/bbs/shsmod.cgi  ダウンロードのオリジナルは以下のサイトにあります。  http://www.devdrv.co.jp/shsmod/download.htm  サイトのリンクは自由です。連絡の必要はありません。  著作権は、今泉修氏と株式会社デバイスドライバーズに帰属します。  再配布等の取り扱いはは、以下の条件でFreeWareに準じます。   - 本配布内容に変更を加えない事。   - 事前の了解を得ない雑誌や出版物への添付は禁止。   ★出版関係や、業務で配布する方は必ずご相談下さい。 ○謝辞 本ソフトのオリジナルを開発した今泉修氏に感謝致します。 ○サポート FreeWareに準じますので、無保証で、無サポートです。 質問やバグ情報、アイデア、ご意見はBBSに書き込んでください。 このソフトウェアやノウハウを業務で利用したい場合にはご相談下さい。 (株式会社デバイスドライバーズで、業務向けの開発を受託しています) ○付録1 -- 手動インストール SAFEモードで、既存のドライバを更新します。 0. インストールの考え方としては、結局 SERIAL.SYS をSHS対応の    ものに置き換える事ができれば完了です。SHS対応のSERIAL.SYSは、    SHSW2KU2-SERIAL.SYSという名前でパッケージに入っています。 1. SFC/CANCELを実行した後で、SAFEモードで立ち上げます。 2. serial.sysのあるディレクトリに移動します。例えば、  cd \winnt\system32\drivers 3. SHSW2KU2-SERIAL.SYSをカレントディレクトリにコピーして SERIAL.SYSと入れ替えます。例えば、 ren SERIAL.SYS SERIAL-ORG.SYS copy SHSW2KU2-SERIAL.SYS SERIAL.SYS Explore等のGUIで操作してもOKです。 4. コピーしたSERIAL.SYSのtime stampを確認して最起動します。 タイムゾーンが違う場合には、時刻がずれているかも知れません。 03/02/20 11:36p ○付録2 - ファイル一覧 readme-jp.txt このファイル readme-u29.htm 英語版の説明 shsnt4j1.txt 今泉さん作成のNT4.0版説明ファイル shsw2ku2-serial.sys 高速シリアル・ドライバファイル instshs.bat インストール用バッチファイル uinstshs.bat アンインストール用バッチファイル SHSMode.exe 設定ユーティリティ(Win32コンソールプログラム) dvpatch.htm サポートされているチップの一覧です。最新はホームページで見れます。 株式会社デバイスドライバーズ http://www.devdrv.co.jp/ http://www.devdrv.com/ mailto:tom@devdrv.com (c) 1996-2003 O.Imaizumi, Device Drivers Limited. All rights reserved