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Device Drivers DEVELOPERS TOOLSCogent DataHub 組み込みLinuxとの連携

←戻る 1. DataHub のインストールから起動まで 2. WebView の使い方 3. 組み込みLinuxとの連携

1.インターフェースの追加

WebViewでは接続するターゲット・デバイスや利用目的に合わせて、自由にユーザーインターフェースを作成し、またカスタマイズすることが可能です。ここではEddy 組み込み Linuxボードから送られて来るデータをリアルタイムにWebView上でリモート・ユーザー・インターフェースとして表示するために作成したデモ画面を事例に、組み込みLinuxとの連携方法を説明します。

  • WebViewの停止

    追加でユーザーインターフェース・モジュールを組み込む前に、WebViewを一旦停止しておきます。停止はブラウザを閉じる操作で行います。ブラウザを閉じると「このページからほかのページに移動しますか?」という確認ダイアログが出るので、「OK」をクリックして終了します。

  • Users\admin ディレクトリの作成

    Cogent DataHub のインストール先(C:\Program Files\Cogent\Cogent DataHub または64bitの場合は、C:\Program Files (x86)\Cogent\Cogent DataHub) の「C:\Program Files\Cogent\Cogent DataHub\Plugin\WebServer\html\Silverlight\Pages」 以下にインストール用の「Users\admin」 ディレクトリを作成しておきます。

  • モジュールの追加

    インストールするモジュール「demo_100.xml」を以下から取得して、前項で作成した追加用のディレクトリ
    「C:\Program Files\Cogent\Cogent DataHub\Plugin\WebServer\html\Silverlight\Pages\Users\admin\」に
    コピーしておきます。64bit版の場合は、追加用のディレクトリは
    「C:\Program Files (x86)\Cogent\Cogent DataHub\Plugin\WebServer\html\Silverlight\Pages\Users\admin\」になります。

    demo_100.xml

  • WebViewの再起動

    WebView を再起動します。

 

2.組み込みLinux用 インターフェースの起動

WebView の使い方の手順に従って、WebViewを起動します。

  • スタート・メニュー

    スタートメニューでPage タブを選択して、新しくインストールされてた「demo_100」 の画面を選択して起動します。

  • 表示

    ここで表示する画面では、データをまだ正しく受信することができていないため、Qualityが全て「Bad」となっています。

 

3.ターゲットの起動

Eddy 組み込みLinux ボードを起動して、Embedded Client プログラムを立ち上げます。あらかじめファームウェアで自動起動の設定がされている場合には、改めて起動する必要がありません。

  • Embedded Client プログラム

    以下Embedded Client プログラム(ファイル名: client) のオプションパラメータを示します。

    $ ./client -h 192.168.1.1 -p 4600 -d DataSim -l 4

    The sample client application takes the following parameters:
    -h hostname The host name or IP address of the DataHub
    -p port The port number that the DataHub is listening on
    -d domain The data domain in the DataHub to read and write data
    -l loglevel The logging level from 0 (none) to 4 (debug)
    -t milliseconds The poll rate for activity on the TCP connection

    Eddy ボードではEmbedded Client プログラムは/sbin 以下に配置して、/sbin/start_etk.sh から呼び出されて自動起動する設定となっています。-h オプションでは接続先(WebView)が動作しているWindows PCのIPアドレスを指定します。-p オプションではデフォルトでWebViewの表示画面が受信するポート番号(4502)を設定します。この場合はdefault domain が使用されます。

    /sbin/client -h 192.168.0.123 -p 4502

  • デモ画面

    Client プログラムが起動して、WebViewで正しくデータ受信ができるようになると、以下のようにデモ画面でデータの表示が始まります。

 
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テクニカル・サポート

弊社運用の技術情報サイト Techmemo.net 内において、Cogent DataHub v7 の技術情報告知サポート・フィーラム(日本語掲示板)を運用しています。Cogent Real-Time Systems 社 本家のCommunity Forum と合わせてご利用下さい。


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