Visual Studio Subscription の変更

先日、Microsoft サポートコミュニティの質問、「Visual Studio 2010のダウンロード方法を教えてください。」を調べていると、重要なことに気づいた。

何と Windows XP 以前のWindows オペレーティングシステムがダウンロード入手出来なくなっているのだ。この異常に気づいて、いろいろと調べてみた。

主な変更点は次の通りである。

• Windows XP よりも古いOSが無くなった。
• 新たに、月単位の契約が可能になった。
• Visual Studio .NET 2003等の古い Visual Studio の復活

Visual Studio .NET 2003等の復活は、元々これが消えたのが大昔の Java のライセンスで Microsoft が訴えられたのがきっかけである。その後の Java の紆余曲折を考えると、復活しても訴える会社が無くなったのでうなづける。

また、サブスクリプションが月単位で契約出来る様に使い易くなったのは、開発会社や開発する個人にとってはありがたい変更になる。Microsoft のビジネスがクラウドにシフトし、サブスクリプションの料金体系もそれに合わせる様になったのは歓迎である。Visual Studio Professional と Visual Studio Enterprise のサブスクリプションは、Visual Studio Marketplace から購入できる様になった。

しかしながら、先日 Windows Update 配布が終了したとはいえ、まだ世界中のあちこちで使われている Windows XPを正規に入手する手段が無くなったのには、注意が必要である。