ChatGPT Advanced Data Analysis の驚きとウェビナー
毎年秋に刊行される EnOcean Alliance Journal の記事を書いている。
今年はEnOcean IoT GateWay の応用事例として、ChatGPT の力を借りてデータ解析をさせようと考えた。
ChatGPT Advanced Data Analysis
ChatGPT は試用したことがあるが、実際のIoT業務でのデータ解析で利用したことはない。
調べてみると最近リリースされたオプション機能の ChatGPT Advanced Data Analysis(旧名 ChatGPT Code Interpreter)が、
データ解析グラフを描画するアプリケーションを生成するなど、使えそうな機能を満載している様子なので、早速課金して試用した。
ChatGPT Enterprise Enterprise の紹介
https://openai.com/blog/introducing-chatgpt-enterprise
Advanced Data Analysis (ChatGPT Enterprise version) の紹介(Enterprise 版でが無くても利用可能だ)
https://help.openai.com/en/articles/8437071-advanced-data-analysis-chatg...
試用のつもりでデータを揃えると、そのまま直ぐに実用で使えそうなことを確認した。
使いこなしのポイント
やり取りを続けるうちに、問題点は私が考えた、入力データCSVの2重管理構造をChatGPT に理解させて処理することだと分かって来た。
それが分かって、データの前処理をその通り2回に分けて実行することで、データの平均値や集計処理など見事にこなすプログラムを作成させることが出来た。
おりしも、積乱雲プロジェクト Webinar 産業/工場/プラントでのDX/IoT悩みを解決!
の第2回が開催されたので、予定を変更してこの成果の解説する追加した。
積乱雲プロジェクト Webinar 産業/工場/プラントでのDX/IoT悩みを解決!予告(1)
https://bell-c.co.jp/thundercloud-event/#block1699
第1回(5月23日)ウェビナーの資料は次の通り
https://www.slideshare.net/NETMF/windows-chatgpt-bing-aipptx
積乱雲プロジェクト Webinar 産業/工場/プラントでのDX/IoT悩みを解決!予告(2)
https://bell-c.co.jp/thundercloud-event/#block1647
第2回(9月15日)ウェビナーの資料は次の通り
https://www.slideshare.net/NETMF/windows-chatgpt-bing-ai
ChatGPT をIoTなどでの定型業務で使いこなすための要点は、これまでの様に人間が機械にやらせる命令を「プログラム」で書いて指示、デバッグに試行錯誤するのでは無く、日本語で機械と対話しながら、正解を探すということである。
またこの様な ChatGPT との対話的プログラミングのなやり取りには、ソースコード1本に、プログラム実行に必要な全ての条件を含めることが可能なPyThonがデファクトなことも理解した。EnOcean Alliance Journal の記事の出来栄えにも期待されたい。
- Atomu Hidakaさんのブログ
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