人工衛星にDebian搭載
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:金, 2009-06-05 02:11
先日のESECでのお客様と会話で、結構な興味を持って貰えた話題が、うちのLinuxボードが人工衛星に搭載されたという話題。
小型人工衛星も一般的になりつつあり、SOCマイコンを採用してLinuxを搭載するのも当然の流れと思っていたのだが、どうも世の中はまだ、それほど進んでいなかったらしい。
折しも先週号の日経エレクトロニクの特集は「1社に1台,人工衛星」。本誌の内容を読むと、SH, H8, PICなどの民生品CPUを搭載している等の記述があるが、いささか取材不足を感じた。
安価な民生用部品を流用することで低コストを実現しているのは、まさにその通り。うちで作った(勿論民生品)400MHz動作のAu-1100のLinuxボード(税別定価9万8千円)が、CFカード2枚のミラー・イメージにDebianを搭載して、JAXAの試験をパスして今、地球の周りを回っているのだが、知られていない。
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「いぶき」「まいど1号」打ち上げ
時事ドットコム【ニュース解説】人工衛星「いぶき」「まいど1号」打ち上げ
知らない人に説明するときに都合の良いページを発見したので、リンク。
http://www.jiji.com/jc/v?p=nc-soc_satellite-01