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ESEC 2010 (組込みシステム開発技術展)
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:水, 2010-05-12 03:265月12日から3日間、例年通り東京ビッグサイトで行われる、ESEC 2010(組込みシステム開発技術展)に出展する。多方面で社内開発が遅れている事もあり、あまり注目するような展示はできないのだが、トピックスをいくつか紹介する。
1.組込みLinuxボード開発キット2種のキャンペーン販売
2.Cogent社OPC DataHubのEmdeddedd Tool KitのEddy上でのデモ
3.TINYCLR.COM 提携製品(FEZ Miniロボットキット)のデモ(写真)
4.EnOceanエナジーハーベスト開発キットのデモ
MVP Global SummitでのQ&A
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:水, 2010-03-31 10:19少し前のことだが、2月16日から19日の間、Microsoftで毎年開催されるMVP Global Summitに参加してきた。
その年、MVP(Most Valuable Professional)をMicrosoftからカテゴリ別に受賞した技術者が、世界中からMicrosoftキャンパス(本社)に集まるイベントである。KeynoteやGeneral Sessionもあるが、メインは2日間みっちり専門分野別に開かれるTechnical Sessionだ。これは開発チームとのミーティングで、私の場合はWindowsデバイスドライバに関連したMicrosoftの開発者達から様々な最新情報を聞くだけでなく、意見を伝えたり、その場で質問に答えたりして貰えるので、毎年楽しみにしている。今回は、うちのセミナーで出てきたいくつかの質問に対する答えを貰ったので紹介する。
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.NET Micro Framework V4.0 正式版のリリース
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:月, 2009-11-23 17:01ここで紹介するのが遅れたが、ET2009やWindowsデバイスドライバの原稿書きに追われている間に、.NET Micro Framework V4.0 の正式版がリリースされた。
いいところはMicrosoft 太田氏のブログに書かれている通り。
そうそう、V4.0ベータ版と格闘しながら書いた、インターフェース 12月号も、まだ販売中。記事はちょっと良いタイミングだった?
V4.0ではツール類のソースも公開されたので、環境によっては不安定だったファームウェアのロードを自力で改善できそうなのが嬉しい。
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組み込みLinuxシステム構築 第2版
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:土, 2009-10-31 14:36組み込みLinuxシステム構築 第2版の訳本が出た。10年以上前からLinux HOWTOやDebian MLで活躍されていた水原文(MIZUHARA Bun)氏の訳がこなれていて、読み易い。
原書はこの世界では有名だし、著者の Karim Yaghmour 氏も、japan.linux.com の記事に何回かご登場頂いた。
Linuxカーネルや組込みLinux関連の良書が少ない最近、久々に出たという感じ。
買った人しかわからないが、訳者のあとがきが、また素敵。
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ユーザーモード・ドライバ tech-ed 2009 Yokohama BoF
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:火, 2009-08-25 19:49急きょ、明日から始まるtech-ed 2009 Yokohamaで登壇することになった。
限られた時間ではあるが、BoFで少しだけWindows 7 に組み込まれている新しい機構について解説する。
Windows 7 は単なる、Windows Vistaの焼き直しやバージョン・アップ版では無い。デバイスドライバ開発の観点から見ると、Windows Vistaと同時に提供されたWDFが最初から多数動作している初めてのOSだ。特にUMDF(ユーザーモード・デバイスドライバ・フレームワーク)による、ユーザーモード・ドライバの応用と活用状況は、今後の注目に値する技術トレンドの一つだろう。
このBoFでは、色々と面白い初公開のデモも多く企画されているようなので、組込み系に興味がある来場者にはおすすめである。
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.NET Micro Framework 4.0
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:月, 2009-08-10 17:01Team Blog によると、すでに.NET Micro Framework 4.0のベータ版の配布と評価を開始している。4.0では、以前から予告されていた様に多くのことが変わる。
まずは開発体制の変更。すでにアナウンスされていた様に、この4.0からオープンソース化し、コミュニティ中心の開発への移行が行われる。
ライセンス面では、今までの体制とは異なるものを準備している。オープン・ソース化後も、コミュニティに任せるだけでなく、Microsoftのサポートも選択できる様な幅広い体制を検討しているとの事。
4.0の機能面での追加変更は以下の通り
- 新Hardware(評価ボード)のサポート
- グラフィックスの性能向上
- 任意のディスプレイサイズ
- マルチタッチ
- Native http / https のサポート
- WatchdogとPower Managementのサポート
- そのほか色々たくさん…
うちでは、まだ3.0の移植が完了しないのに、4.0が出てしまう。まずいことになった。
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ReMIX Tokyo 09 / Silverlight 3
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:月, 2009-07-27 12:52先日、ReMIX Tokyo 09というのに参加して来た。ReMIXというMicrosoftのイベントは、今まで主にWebデザイナー向けのイベントだと思っていたが、今回はSilverlight 3の正式ローンチに合わせたお披露目会といった意味合いがあり、開発者向けのイベントでもあったので初めての参加である。
そこで忘れないうちにSilverlight 3に関するメモ。
開発ツール
Visual Studio 2008 SP1 用 Microsoft® Silverlight™ 3 Tools
★VS2008環境での開発に必要なものが全て入っている
Silverlight 3 に関する解説
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Freescale Tower System
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:火, 2009-07-07 13:03最近、仕事でFreescaleの方とご一緒する機会が多いのだが、先日面白いものを見せて頂いた。Tower Systemという組み込み評価ボード・キットである。
初めて組立ての様子を見るときには、なかなかインパクトがある。ボードを1枚ずつ取り出して組み合わせて行くのだが「何ができるの?えっ、そんな無茶な!」と思わせておいて、「ババーン」としたTOWERが完成する。
バックプレーン(マザー)のソケットとカードエッジはPCIと同じもの。規格は独自だが、バックプレーンにはCPUバスや電源も通っている。バックプレーンには電源回路を備えてUSBミニBコネクタがあり、そこからシステムへの電源供給を行う。
あえて言えば、全体の大きさに比べてCPUモジュールがColdFire/50MHz, 128KB Flash ROM, 24KB RAMとやや非力な点が残念だが、別のCPUモジュールも計画中との事。
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6月29日創刊:「都会の知性」を持つ働く女性達の雑誌「Age」(アージュ)
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:金, 2009-06-26 17:11先日、ある集まりで素敵な女性と知り合った。聞けば彼女、今度出版される「都会の知性」を持つ働く女性達に向けた、新刊誌の編集長だという。
「アラフォー」世代の女性向けの雑誌と言ってしまえばそれまでだが、敢えて「アラフォー」は前面に出さず、「独身」「働く」「知性」「リッチな消費」にこだわっているという。話を聞けば聞くほど、今の日本の「ファッション」「フード」を中心とした消費や流通、マーケティングの仕組みや手段がどうなっているかポンポン出てきて楽しい方だ。
興味深いのは彼女自身が、雑誌のコンセプトと同期(シンクロ)しているという事だ。競合する雑誌は無いとの事。でも話を聞いているうちに、あれー、こんな雑誌どこかで見たような、ほかにもあったのでは(?)と思った。カード会社や航空会社、ビジネス雑誌の定期購読者向けの無料で配っている雑誌に視点が似ている。実はこれらの雑誌、結構毎号楽しみにしているのだが、いわば家庭臭さが全く無い、大人向けの味付けが心地よいのである。「Age」(アージュ)も同じ方向性との事なので、きっと男性が読んでも面白いに違いない。
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ブートローダ、ブートストラップの語源となった映画(?)
投稿者:Atomu Hidaka 投稿日時:水, 2009-06-24 15:15CQ出版社より近々、過去の記事をまとめてブートローダに関連した書籍(Mook)を出版されるとのことで連絡があり、最新の状況に合わせて過去の記事の校正を先日行った。
いずれこの書籍(仮称:ブートローダ本)は書店に並ぶと思うが、ここへきてたまたま知ったのが7月8日にブートローダ、ブートストラップの語源となった逸話の映画バージョン「バロン」がWOWOWで放映されるということ。
これは一般にboot, bootstrapという単語、語彙の起源とされ、また精神病の名前にもなった「ほら男爵」ことミュンヒハウゼン男爵の語る、荒唐無稽なほら話を映画化したもの。何せ1989年作の古い映画だし、決して有名な作品でもないので見る機会はなかろうと、記事で紹介しながら思っていたのだが、このタイミングでの放送。これって実はCQ出版とWOWOWのタイアップ企画なのだろうか?